ピアサポーターの強みとはなんでしょうか。「同じ体験をしたもの同士わかりあえる」「正規の相談員より話しやすい」等よく言われます。
しかし現実はピアサポーターは、例えば専門性の強い会議等に出席したときには全く評価されません。「当事者でありながらよくがんばってますね」ぐらいにしか思ってはもらえないでしょう。むしろクローズで臨んだ方がいいとさえ思います。
私は今、専門分野の学習をしていますがこのことによって視野が大きく変わりました。1人称視点から3人称視点に考えられるようになったと言えばわかってもらえるでしょうか。
専門職、いわゆるソーシャルワーカーとしての知識をしっかり持ったうえでピアサポートもできる。それが重要なことではないかと私は考えています。